テディベア熊吾朗の特長
津軽をたくさん盛り込んだテディベア。津軽平野を平定した津軽公にちなんで、【津軽 熊吾朗 為信】と名付けました。
【つがる くまごろう ためのぶ】と仰々しい響きですが、気軽に【くまごろう】と呼んでください。
熊吾朗の特長は、なんといっても、そのボディです。
津軽のエコな暮らし、最後まで大事に生地を使う暮らしから生まれた裂き織り製のテディベア熊吾朗は、その裂き織りの特性から、同じものを作ることができません。それぞれが、世界にたった1体のテディベアです。
似たような柄は出来ても、同じ柄は出来ないのです。
そして、そのテディベア熊吾朗のペレット材には、青森ヒバを使いました。
青森ヒバは、ヒノキよりもヒノキチオールを多く含有し、ぬいぐるみに虫を寄せつけません。テディベアのぬいぐるみらしい弾力を保持するために、ポリエステル綿と青森ヒバを混ぜてペレットとして使用しています。ほのかに香る青森ヒバのさわやかな香りと柔らかさを両立させました。
このきょとんとしたテディベアの表情、瞳にはガラス製のグラスアイを、お鼻は津軽半島の先っちょにある十三湖のシジミ貝をバックスキンでくるんだものを使っています。
また、すぐに目に飛び込んでくる熊吾朗の特長は、ネクタイをしていることです。通常のテディベアはリボンであることが多いのですが、熊吾朗にはネクタイをしました。
このネクタイ、柄には、津軽のクロスステッチと言われるこぎん刺しを刺しています。柄は、出来上がった熊吾朗と相談しながら決めています。
手足は可動式で、ボタンで留めています。このボタンも、津軽塗にするか、本革バックスキンのクルミボタンを使うか、熊吾朗と相談して決めています。
耳の内側、てのひら、足の裏は、基本的に本革バックスキンで仕上げています。
生地から作る津軽の伝統工芸を盛り込んだハンドメイドのテディベアは、世界で1体だけ、そして、ここにしかありません。